3D血管網を用いた剪断応力の知覚と伝達による血管新生評価システム

カテゴリ: 部門大会

論文No: 01am1-A-3

グループ名: 第34回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2017/10/24

タイトル(英語): Evaluation of Angiogenesis on 3D Vasculature through Detection and Transduction of Shear Stress

著者名: 寺岡 佑佳子(京都大学),中山 雅宗(京都大学),梨本 裕司(京都大学),中益 明子(九州大学),花田 三四郎(熊本大学),有馬 侑一郎(熊本大学),鳥澤 勇介(京都大学),新宅 博文(京都大学),小寺 英俊(京都大学),西山 功一(熊本大学),三浦 岳(九州大学),横川 隆司(京都大学)

著者名(英語): Yukako Teraoka| Masamune Nakayama |Yuji Nashimoto| Akiko Nakamasu |Sanshiro Hanada| Yuichiro Arima |Yu-suke Torisawa| Hirohumi Shintaku |Hidetoshi Kotera| Koichi Nishiyama |Takashi Miura| Ryuji Yokokawa

キーワード: マイクロ流体デバイス,3D血管網,剪断応力,血管新生,シグナル伝達

要約(日本語): 生体内における血管網は,剪断刺激など力学的刺激に応答し,血管新生といった形態変化を生じる。本研究では,マイクロ流体デバイス内で構築した生体外血管網モデル用い,灌流によって血管新生が促進される現象を再現した。さらに,数値シミュレーションによって特定の剪断応力で血管新生が促進されることがわかった。また,新生血管が,剪断応力に起因するものであるかを検証するために,シグナル伝達の評価を行った。

要約(英語): Vascular networks respond to shear stress from blood flow during vascular morphogenesis. In this study, we created a vascular network in a microfluidic device and showed that angiogenesis was induced in the specific range of shear stress. To show that our vascular network model was demonstrated in vivo angiogenesis, we evaluated signal transduction.

PDFファイルサイズ: 1,020 Kバイト