静電容量式フレキシブル近接センサの応答性の曲率半径依存

カテゴリ: 部門大会

論文No: 02pm1-PS-225

グループ名: 第34回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2017/10/24

タイトル(英語): Dependence of response of a capacitance-type flexible proximity sensor on its curvature radius

著者名: 野村 健一(産業技術総合研究所),堀井 美徳(産業技術総合研究所),鍛冶 良作(産業技術総合研究所),岩田 史郎(島根県産業技術センター),大峠 忍(島根県産業技術センター),今若 直人(島根県産業技術センター),吉野 勝美(島根県産業技術センター),牛島 洋史(産業技術総合研究所)

著者名(英語): Ken-ichi Nomura| Yoshinori Horii |Ryosaku Kaji| Shiro Iwata |Shinobu Otao| Naoto Imawaka |Katsumi Yoshino| Hirobumi Ushijima

キーワード: フレキシブル近接センサ,静電容量,印刷,曲率,電界

要約(日本語): 本稿では,静電容量型のフレキシブル近接センサを曲げて使用した際に,平置き時よりも性能が向上する現象について議論を行う。当該近接センサには,フレキシブル基板の表裏両面に電極が形成されている。実験結果,ならびに電界分布のシミュレーションの結果から,センサを曲げるとその応答性が向上し,さらに,フィルム表側の電極のサイズを大きくした場合に,より大きな性能の向上が得られることが分かった。

要約(英語): This paper discusses improved sensitivity of a capacitance-type flexible proximity sensor induced by curving. The sensor has electrodes on the top and bottom sides of a substrate. Experimental data and results of simulation of electric-field distribution indicate that curvature improves the sensitivity, and a larger top electrode results in better response.

PDFファイルサイズ: 796 Kバイト