半導体型pH センサによる低水分量土壌pH 計測に関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: 02pm1-PS-234

グループ名: 第34回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2017/10/24

タイトル(英語): Study of an Semiconductor type pH sensor to measure low water content soil

著者名: 上村 渓介(静岡大学),許山 久美子(静岡大学),平野 陽豊(静岡大学),渡辺 実(ラピスセミコンダクタ),小松 満(岡山大学),二川 雅登(静岡大学)

著者名(英語): Keisuke Uemura| Kumiko Nomiyama |Harutoyo Hirano| Minoru Watanabe |Mitsuru Komatsu| Masato Futagawa

キーワード: pHセンサ,低水分量,直接計測,水分電位,土壌

要約(日本語): 土壌に挿入できるISFET型pHセンサの実験を行った。pHが同値である低・高水分量の土壌をそれぞれ計測したが、出力値は変化しなかった。よって低水分量の土壌でも、正しくpH計測できることが示された。さらにpH計測中の土壌に連続して3種類のpH標準液を通水・浸透させたとき、センサのpHも同値をとった。このことから、センサは土壌中の水質の変化を正しく捉えられていると考えられる。以上から農業現場での実用化の目途がたった。

要約(英語): We conducted experiments on soil-insertable pH sensors. The experimental results showed that this sensor can accurately measure pH in low moisture soil. Furthermore, it is believed that this sensor accurately captures changes in water quality in the soil. From the above, it is possible to put this sensor into practical use in the field of agriculture.

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