需要家間P2P電力取引の系統側メリットに関する検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: PSE21003

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 電力系統技術研究会

発行日: 2021/01/16

タイトル(英語): Evaluation of grid-side merits of P2P electricity transactions among prosumers

著者名: 小田代 朋也(北海道大学),原 亮一(北海道大学),北 裕幸(北海道大学)

著者名(英語): Tomoya Odashiro(Hokkaido University),Ryoichi Hara(Hokkaido University),Hiroyuki Kita(Hokkaido University)

キーワード: Ｐｅｅｒ　ｔｏ　Ｐｅｅｒ（Ｐ２Ｐ）|ブロックチェーン|太陽光発電|蓄電池|配電系統|Peer to Peer(P2P)|Block chain|Photovoltaic Generation|Storage Battery|Distribution system

要約(日本語): 固定価格買取制度(FIT)施行以降，一般家庭においても太陽光発電の導入が進んできた。しかし，FIT期間が終了した後は，それまでと比較して買取価格が非常に安くなる。そこで，ブロックチェーンやスマートコントラクトを利用して需要家間(P2P)で電力を取引する形態が考えられている。P2P取引を行うと需要家のコストが削減できることをこれまでに報告してきた。そこで本論文では，P2P取引がもたらす系統側のメリットについて報告する。

要約(英語): Peer to peer (P2P) electricity transactions among prosumers based on the blockchain and the smart contract technology and introduction of residence-use stationary storage battery are attracting great attentions. In this paper, grid-side merits of P2P electricity transactions among prosumers are evaluated.

本誌: 2021年1月19日電力系統技術研究会

本誌掲載ページ: 13-18 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,030 Kバイト