エポキシ樹脂の熱劣化による二次電子放出係数特性の調査

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI21008,EPP21008,HV21008

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料/【A】基礎・材料・共通部門 放電・プラズマ・パルスパワー/【B】電力・エネルギー部門 高電圧合同研究会

発行日: 2021/01/19

タイトル(英語): Investigation of secondary electron emission characteristics due to thermal deterioration of epoxy resins

著者名: 小森 あかね(東京都市大学),永田 浩二郎(東京都市大学),佐藤 孔亮(東京都市大学),三宅 弘晃(東京都市大学),田中 康寛(東京都市大学),小迫 雅裕(九州工業大学),匹田 政幸(九州工業大学)

著者名(英語): Akane Komori(Tokyo City University),Nagata Kojiro(Tokyo City University),Kosuke Sato(Tokyo City University),Hiroaki Miyake(Tokyo City University),Yasuhiro Tanaka(Tokyo City University),Masahiro Kozako(Kyusyu Institute of Technology),Masayuki Hikita(Kyusyu

キーワード: エポキシ樹脂|二次電子放出係数|熱劣化|Epoxy resin|Secondary electron emission yield|thermal deterioration

要約(日本語): ガス絶縁開閉装置において、内部の高圧導体は絶縁スペーサで支持されており、沿面フラッシュオーバによるスペーサの絶縁破壊を防ぐ目的として、二次電子放出の抑制が必要となっている。また、高圧導体を支持するスペーサは高温環境に曝されることが想定される。こうした背景から、絶縁スペーサとして使用されているエポキシ樹脂において、高温環境で熱劣化させた場合の二次電子放出係数について調査を行ったため報告する。

要約(英語): Epoxy resins are used on insulating spacers for gas-insulated switchgear. In order to prevent dielectric breakdown due to creeping discharge, we investigated the secondary electron emission yield of epoxy resins that were thermally deteriorated in a high temperature environment.

本誌: 2021年1月22日誘電・絶縁材料/放電・プラズマ・パルスパワー/高電圧合同研究会

本誌掲載ページ: 43-48 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 692 Kバイト