FDTD法を用いた雷雲下における航空機の電界解析

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI21021,EPP21021,HV21021

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料/【A】基礎・材料・共通部門 放電・プラズマ・パルスパワー/【B】電力・エネルギー部門 高電圧合同研究会

発行日: 2021/01/19

タイトル(英語): FDTD Analysis of Electric Field on an Aircraft under a Thundercloud

著者名: 三木 望夢(同志社大学),馬場 吉弘(同志社大学),津端 裕之(SUBARU),西 孝祐樹(SUBARU),岡田 孝雄(宇宙航空研究開発機構),宮木 博光(宇宙航空研究開発機構)

著者名(英語): Nozomu Miki(Doshisha University),Yoshihiro Baba(Doshisha University),Hiroyuki Tsubata(SUBARU),Takayuki Nishi(SUBARU),Takao Okada(JAXA),Hiromitsu Miyaki(JAXA)

キーワード: ＦＤＴＤ法|電界|雷|航空機|FDTD method|Electric field|Lightning|aircraft

要約(日本語): 最近，航空機の表面電荷を制御することで旅客機への被雷のリスクを減らすというアイデアが提案された。本稿では，この避雷策の実現可能性について予備的な検討を行うため，FDTD法を用いて，雷雲と地表面の間に形成される準静的な電界を模擬し，その電界中に配置した航空機の各端部に生じる電界を解析した。この被雷策は機体から伸展するリーダの開始電界の極性差を利用するものであるが，浮遊導体における極性差の有無は不明であるため，リーダ伸展の前に生じるコロナ放電までの範囲で，コロナ放電の影響および機体に注入した電荷による電界緩和

要約(英語): Recently, a method to reduce the risk of lightning strikes to aircrafts has been proposed. It controls the charge on the surface of an aircraft to reduce the electric field on the aircraft. In this paper, in order to study the feasibility, electric fields on an aircraft in a quasi-static, roughly uniform electric field are analyzed using the finite-difference time-domain method.

本誌: 2021年1月23日誘電・絶縁材料/放電・プラズマ・パルスパワー/高電圧合同研究会

本誌掲載ページ: 13-18 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,449 Kバイト