XRシステムのための呼吸同期型匂い提示装置の開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MSS21013,CHS21013,BMS21013

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム/【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2021/02/26

タイトル(英語): Development of Respiratory-gated Olfactory Display for XR system

著者名: 大村 恭歌(大阪大学),松倉 悠(大阪大学),佐藤 宏介(大阪大学)

著者名(英語): Kyoka Omura(Osaka University),Haruka Matsukura(Osaka University),Kosuke Sato(Osaka University)

キーワード: 嗅覚ディスプレイ|呼吸|バーチャルリアリティ|認知症|匂い|Olfactory Display|breath|virtual reality|dementia|odor

要約(日本語): 薬物を使わずに認知症の治療が可能なVR回想法を実現するXRシステムの開発が進められている。本研究では，本システムに組み込むことを前提として，香料の使用量を低減するために呼吸同期型の匂い提示を行うHMD一体型嗅覚ディスプレイシステムを提案する．匂いを知覚した時間を測定する実験を行った結果，嗅覚非同期型の匂い提示に比べ，提案する嗅覚同期型匂い提示を行うことで香料の使用量を低減可能なことを確認した。

要約(英語): In this paper, an olfactory display system that presents odor concurrently with nasal inhalation is proposed. A piezo atomizer disk is selected in order to rapidly switch odor-presentation timing. The experimental results are presented to show the proposed system can amount of used perfume compared with contentious odor presentation.

本誌: 2021年3月1日マイクロマシン・センサシステム/ケミカルセンサ/バイオ・マイクロシステム合同研究会

本誌掲載ページ: 59-63 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,515 Kバイト