電気刺激安定化のための皮膚コンデンサ成分に蓄えられるエネルギの検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: PI21002

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 知覚情報研究会

発行日: 2021/03/05

タイトル(英語): Preliminary Measurement of energy in skin capacitor for stabilizing electrical stimulation

著者名: ヤェム ヴィボル(東京都立大学),梶本 裕之(電気通信大学),池井 寧(東京大学)

著者名(英語): Vibol Yem(Tokyo Metropolitan University),Hiroyuki Kajimoto(The University of Electro-Communications),Yasushi Ikei(The University of Tokyo)

キーワード: 電気刺激|安定化|コンデンサ成分|エネルギ|触覚

要約(日本語): 皮膚電気刺激は，電流によって触覚受容器を刺激し，この手法によって装置を小型化しやすく応答性が高いメリットがあげられる．しかし，皮膚の湿った状況で感覚の強度が不安定となり，電流をコントロールしにくい．本研究では，皮膚の乾燥と湿った条件において，皮膚がモデルされた電気回路のコンデンサ成分のエネルギを測定した．皮膚が湿った時，電流の感覚閾値が上がったが，コンデンサのエネルギがほぼ一定だと確認できた．

要約(英語): In this study, we measured the energy of the capacitor component of the electrical circuit in which the skin was modeled under dry and moist skin conditions. When the skin was moist, the sensation threshold of the electrical current increased, but we confirmed that the energy of the capacitor was almost constant.

本誌: 2021年3月8日・9日知覚情報研究会

本誌掲載ページ: 7-9 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 668 Kバイト