可変磁力メモリーモータにおける二層構造と拡張フラックスバリアによる着磁性能と鉄損抑制の両立に関する検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MD21078,RM21042,VT21003

グループ名: 【D】産業応用部門 モータドライブ/【D】産業応用部門 回転機/【D】産業応用部門 自動車合同研究会

発行日: 2021/05/30

タイトル(英語): Investigation of achieving low iron loss and magnetization characteristics by using double layer structure and extended flux barriers in VFMM

著者名: 綱田 錬(岡山大学),竹本 真紹(岡山大学)

著者名(英語): Ren Tsunata(Okayama University),Masatsugu Takemoto(Okayama University)

キーワード: 可変磁力メモリーモータ|永久磁石同期モータ|自動車駆動用|着磁電流|二層構造|拡張フラックスバリア|Variable flux memory motor|PMSM|Traction applications|Magnetizing current|Double layer|Extended flux barrier

要約(日本語): 近年，パルス電流によって永久磁石の着磁状態を変化できる可変磁力メモリーモータ(VFMM)が注目を集めている。しかし，従来のVFMMは増磁・減磁するために必要な正負の着磁電流が非対称であり，インバータの容量が増大する課題があった。本稿では，二層構造及び拡張フラックスバリアを組合せ，VFMMの着磁電流の対称性と鉄損抑制を両立させることに成功した。また，二層構造を持つVFMMの実機検証結果と提案モデルの設計方法についても報告する。

要約(英語): This paper proposes a VFMM employing double layer structure and extended flux barriers for improving unbalance of magnetizing current and iron loss characteristics. This paper also includes results of experiments of the VFMM having double layer structure and design concepts.

本誌: 2021年6月2日－2021年6月3日モータドライブ/回転機/自動車合同研究会

本誌掲載ページ: 13-18 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,665 Kバイト