高活性酸素還元反応活性を有した微細白金クラスターの創製

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: OQD21021

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 光・量子デバイス研究会

発行日: 2021/06/13

タイトル(英語): Creation of platinum cluster with a superior ORR activity

著者名: 根岸 雄一(東京理科大学),川脇 徳久(東京理科大学)

著者名(英語): Yuichi Negishi(Tokyo University of Science),Tokuhisa Kawawaki(Tokyo University of Science)

キーワード: 白金クラスター|酸素還元反応|燃料電池|金属クラスター|金属ナノ粒子|電極触媒|platinum cluster|oxygen reduction reaction|fuel cell|metal cluster|metal nanoparticle|electrocatalyst

要約(日本語): 燃料電池内では、カソードの酸素還元反応が律速段階となっており、多量の白金触媒が使用されている。しかし、白金は極めて高価な貴金属であるため、その使用量を抑えることは重要な課題である。本研究ではポリオール合成によって、白金クラスターを簡便かつサイズ選択的に合成する方法を確立し、得られた白金クラスターのORR活性を評価することで、実用的な白金クラスター触媒の創製に取り組んだ。

要約(英語): In this work, size-controlled Pt clusters were synthesized with different reduction times. The synthesized Pt cluster was estimated to have constituted Pt atoms of ~35, ~51, ~66. In addition, the catalytic activity of these Pt clusters for the oxygen reduction reaction (ORR) was evaluated. Pt cluster catalysts were found to exhibit higher ORR activity than commercially available Pt nanoparticle catalysts.

本誌: 2021年6月16日光・量子デバイス研究会

本誌掲載ページ: 11-14 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,475 Kバイト