大電流真空アーク放電における電子および中性粒子密度分布のアノードモード依存性

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: EPP21061,SA21030,SP21002

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 放電・プラズマ・パルスパワー/【B】電力・エネルギー部門 静止器/【B】電力・エネルギー部門 開閉保護合同研究会

発行日: 2021/07/04

タイトル(英語): Dependence of Electron and Neutral Particle Density Distributions on Anode Mode of High Current Vacuum Arc

著者名: 平野 雄一(東京大学),菊池 諒(東京大学),江尻 開(東京大学),熊田 亜紀子(東京大学),日高 邦彦(東京大学),稲田 優貴(埼玉大学)

著者名(英語): Yuichi Hirano(The University of Tokyo),Ryo Kikuchi(The University of Tokyo),Haruki Ejiri(The University of Tokyo),Akiko Kumada(The University of Tokyo),Kunihiko Hidaka(The University of Tokyo),Yuki Inada(Saitama University)

キーワード: 真空アーク|アノードスポットモード|フットポイントモード|プラズマ診断|vacuum arc|anode-spot mode|footpoint mode|plasma diagnostics

要約(日本語): フットポイントモードとアノードスポット（タイプ1，タイプ2）モード（以下，FP，T1，T2）における真空アークの電子と中性粒子の密度分布を測定した。電子密度は FPで最も低く，T1，T2へと移行するに従い電子密度は高くなった。また，中性粒子密度はFPで最も低く，T1とT2で大きな差はなかった。これはFPでの不安定な電極蒸発と，T2での盛んな電極蒸発・イオン化が原因であると考えられる。

要約(英語): The electrons and neutral particles in vacuum arcs in footpoint, anode spot type 1, and 2 modes were measured. It is suggested that the evaporation of the electrode material becomes unstable in the footpoint mode, while in the type 2 mode the electrode material is actively evaporated and ionized.

本誌: 2021年7月7日―2021年7月8日放電・プラズマ・パルスパワー/静止器/開閉保護合同研究会

本誌掲載ページ: 7-12 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,498 Kバイト