無線式ポテンショスタットを用いた唾液中尿酸検出システムの開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS21020

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2021/07/23

タイトル(英語): Development of a Uric Acid Sensing System using a Wireless Potentiostat

著者名: 柴原 卓哉(明治大学大学院),東條 良紀(明治大学大学院),池本 有輝(明治大学大学院),工藤 寛之(明治大学)

著者名(英語): Takuya Shibahara(Meiji University Graduate School),Yoshiki Tojyo(Meiji University Graduate School),Yuki Ikemoto(Meiji University Graduate School),Hiroyuki Kudo(Meiji University)

キーワード: 尿酸|唾液|バイオセンサ|電気化学計測|ワイヤレス|ヘルスケア|Uric Acid|Saliva|Biosensors|Electrochemical Measurement|Wireless|Health Care

要約(日本語): 電気化学式尿酸センサ、無線式小型ポテンショスタット、無電力送液デバイスを組み合わせた「無線式唾液中尿酸計測システム」を開発した。本システムの特徴はサンプルを採取後、ワンタッチで試薬と調合し、計測が可能な点である。健康な成人男性の唾液を用いて本システムを評価した結果、既報の唾液中尿酸値と合致するデータが得られた。これにより、唾液中尿酸を評価できる可能性が示唆された。

要約(英語): A wireless salivary uric acid measurement system was developed by combining an electrochemical uric acid sensor, a microcomputer-controlled chip potentiostat, and a reagent transfer device. The unique feature of this system is that use of a finger-powered liquid handling device.

本誌: 2021年7月26日－2021年7月27日バイオ・マイクロシステム研究会

本誌掲載ページ: 5-8 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,493 Kバイト