電力ケーブル接続箱を模擬した試料における部分放電測定

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI21078

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料研究会

発行日: 2021/07/26

タイトル(英語): Partial discharge measurement of simulated power cable joint box

著者名: 吉川 敢大(豊橋技術科学大学),川島 朋裕(豊橋技術科学大学),村上 義信(豊橋技術科学大学),穂積 直裕(豊橋技術科学大学)

著者名(英語): Kanta Yoshikawa(Toyohashi University of Technology),Tomohiro Kawashima(Toyohashi University of Technology),Yoshinobu Murakami(Toyohashi University of Technology),Naohiro Hozumi(Toyohashi University of Technology)

キーワード: 部分放電|ケーブル接続部|伝達関数|逆畳み込み処理|Partial discharge|Cable joint|Transfer function|Deconvolution processing

要約(日本語): 電力ケーブルの接続箱は絶縁系の弱点となり，保守の一環として部分放電測定が行われる。現在の測定では放電電流波形そのものを見ることはできない。放電波形に放電空間の状況が反映されることから，放電波形に基づく欠陥弁別が可能と考えられる。正しい放電電流波形を見るためには，接続箱の伝達関数を推定し逆畳込み処理を行う必要がある。本報告では簡単な接続部モデルを試作して放電波形を再構築する試みを行った結果を述べる。

要約(英語): Partial discharge (PD) measurement is widely used as an insulation diagnosis for power cables._x000D_ However, the measured PD waveform is a convolution with the transfer function of the system._x000D_ The original PD waveform was estimated by the deconvolution process using the transfer function obtained experimentally. _x000D_

本誌: 2021年7月29日誘電・絶縁材料研究会

本誌掲載ページ: 37-42 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 859 Kバイト