都市全体最適化に向けたモデルの統合技法についての検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ST21048,TSI21016

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 システム/【C】電子・情報・システム部門 分野横断型新システム創成合同研究会

発行日: 2021/12/02

タイトル(英語): A Study of Integration Methods for Urban Optimization

著者名: 大原 誠(大阪国際工科専門職大学)

著者名(英語): Makoto Ohara(International Professional University of Technology in Osaka)

キーワード: 都市モデル|最適化|Urban Model|Optimization

要約(日本語): 現在，社会現象（経済・エネルギー・環境問題など）の多くを表現できる単位として，都市を対象とした効率的な運用を目指す取り組みが社会の様々な局面で検討されている。しかしながら現時点では，都市の持つ機能（生産・商業・交通・観光など）の内，単一ないしごく少数の機能に着目したものが多く，多様な都市機能を包括した全体最適化について検討が十分に進んでいるとは言いがたい。そこで都市全体最適化に向けて，既存研究におけるモデルを統合した都市モデルの構築を目指す。しかし個々の研究では都市の物理的・社会的一側面のみが考慮されており，それらを同時に扱う場合，従来にはない複雑な相互作用（観光客の増加が交通渋滞を引き起こす，など）が生じることや，研究ごとの時代背景・地域差，時空間粒度の違いまでを考慮しなければならない。そこで，個々の研究事例を収集しつつ，その位置づけを整理し，都市モデルの統合技法やデータ集技術などの周辺技術について検討する。

要約(英語): A city is a unit which can express many social phenomena and problems. If there is a model that can handle all urban functions, it will be easier to discuss and solve social issues. Therefore, this research aim to build an urban model by integrating the models in existing studies. In order to integrate the models, this paper introduces individual cases.

本誌: 2021年12月5日システム/分野横断型新システム創成合同研究会

本誌掲載ページ: 21-22 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 758 Kバイト