ラジカルセンシングのための封止型磁気センサ

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG21167,MSS21071,BMS21056

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス/【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2021/12/21

タイトル(英語): Packaged magnetic sensor for radical sensing

著者名: 椎名 司(東北大学),小野 崇人(東北大学),戸田 雅也(東北大学)

著者名(英語): Tsukasa Shiina(Tohoku University),Takahito Ono(Tohoku University),Masaya Toda(Tohoku University)

キーワード: 磁気共鳴|フリーラジカル|磁気センサ|magnetic resonance|free radical|magnetic sensor

要約(日本語): 細胞内のフリーラジカルは様々な人の病態の原因になるとされているため、フリーラジカルの測定は病気の早期発見などに繋がる。磁気共鳴力顕微鏡（MRFM）は真空チャンバー内においてフリーラジカル（不対電子）のESRを直接観測することができる。本研究ではMRFMの検出原理に基づき、細胞内のフリーラジカルを大気圧下でも直接的に測れるようなカンチレバー型磁力センサを真空封止した磁気センサを提案する。

要約(英語): Free radicals sensing lead to early detection of diseases, because free radicals cause various diseases. The free radicals in cells can be detected by magnetic resonance such as electron spin resonance (ESR) using magnetic resonance force microscope (MRFM). Because the current measurement system of MRFM is large and operated in vacuum chamber, in this research, we propose the packaged magnetic sensor for radicals detection under atmosphere condition for more applications.

本誌: 2021年12月24日-2021年12月25日マグネティックス/マイクロマシン・センサシステム/バイオ・マイクロシステム合同研究会

本誌掲載ページ: 77-81 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 660 Kバイト