交流磁界がヒト血清アルブミンの立体構造に与える影響

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG22002

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス研究会

発行日: 2022/01/18

タイトル(英語): Effect of magnetic field on conformation of Human serum albumin

著者名: 川端 柚希(金沢大学),柿川 真紀子(金沢大学),山田 外史(公立小松大学)

著者名(英語): Yuzuki Kawabata(Kanazawa University),Makiko Kakikawa(Kanazawa University),Sotoshi Yamada(Komatsu University)

キーワード: 磁界|ヒト血清アルブミン|立体構造|magnetic field|Human serum albumin|protein conformation

要約(日本語): 近年、交流磁界がタンパク質の立体構造へ与える影響に関する研究が報告されてきている。タンパク質の立体構造は、そのタンパク質の機能と密接に関わっている。そのことから、交流磁界によってタンパク質の立体構造を変化させることができれば、磁界によりタンパク質の機能を制御することが可能となる。本研究では、タンパク質のヒト血清アルブミンに着目し、60Hz磁界による立体構造への影響について調べたので報告する。

要約(英語): There have been several reports about the effects of magnetic field on protein conformation in recent years. Protein conformation is closely related to its function. If the conformation of the protein is changed by magnetic field, the function of the protein can be controlled by magnetic field. In this study, we focused on Human serum albumin as protein, and investigated the effect of 60 Hz magnetic field on the conformation of albumin protein.

本誌: 2022年1月21日マグネティックス研究会

本誌掲載ページ: 5-8 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 509 Kバイト