V2HとV2Gによる停電復旧に関する基礎検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: PE22073,PSE22093,SPC22121

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 電力技術/【B】電力・エネルギー部門 電力系統技術/【D】産業応用部門 半導体電力変換合同研究会

発行日: 2022/03/07

タイトル(英語): Power outage restoration using V2G and V2H

著者名: 佐藤 優樹(名城大学),日置 孝輔(名城大学),益田 泰輔(名城大学),Thavatchai Tayjasanant(チュラコンロン大学)

著者名(英語): Yuki Sato(Meijo University),Kosuke Hioki(Meijo University),Taisuke Masuta(Meijo University),Tayjasanant Thavatchai(Chulalongkorn University)

キーワード: 配電系統|電気自動車（ＥＶ）|　Ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－Ｇｒｉｄ　（Ｖ２Ｇ）|Ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－Ｈｏｍｅ　（Ｖ２Ｈ）　|Distribution system|Electric Vehicle| Vehicle-to-Grid (V2G)|Vehicle-to-Home (V2H)

要約(日本語): 電気自動車(EV)の普及によって、EVを使用した電力系統の運用方法の検討が進んでいる。通常時の周波数制御のためのV2Gに関する研究もさかんに行われてきたが、本研究グループでは緊急時もEVを利用して停電復旧を行う方法を検討してきた。ただし、V2Gは配電線の健全区間の復旧には有効であるが、故障区間の需要家の復旧には利用できず、V2Hで1件1件の需要家に直接電気を供給する必要がある。本研究ではV2HとV2Gを併用することによる配電系統の停電復旧について基礎検討を行う。

要約(英語): In an emergency, V2G can be effective for distribution sections without faults but not effective for those with faults. In this study, we propose and evaluate a method for outage restoration by using V2H and V2G together.

本誌: 2022年3月10日-2022年3月11日電力技術/電力系統技術/半導体電力変換合同研究会-4

本誌掲載ページ: 47-51 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,207 Kバイト