複数の磁気シールドリングを用いた磁気傾度計の指向性改善

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG22166,MSS22061,BMS22050

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス/【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2022/12/19

タイトル(英語): Sensitivity axis alignment by using multiple magnetic shielding rings for a long base line axial gradiometer.

著者名: 笹田 一郎(笹田磁気計測研究所)

著者名(英語): ichiro sasada(sasada magnetics and sensors lab.)

キーワード: フラックスゲート|磁気傾度計|基本波型直交フラックスゲート|感度軸整合|磁気シールドリング|Axial gradiometer|sensitivity axis matching|magnetic shielding ring| fundamental mode|fluxgate| EM-OFG,

要約(日本語): 磁気傾度計（アキシャルグラディオメータ）の軸とそこに用いる2つのセンサヘッドの感度軸が整合していないと，4万～5万nTの地磁気中で数百nT程度の磁気分布異常を歩行スキャンで検出するとき傾度計の揺動や回転に伴い偽信号が発生する．センサヘッドに用いるワイヤコアに曲がりがあったり，センサヘッドを配置する時に角度ズレがあると感度軸の不整合が発生する．本稿ではこの問題を大幅に緩和するために，複数の磁気シールドリングを用いて側方からの磁界のみを低減することで感度軸を整合させる方法を提案し，磁気シールドリングの幅や配置間隔と指向性の関係を報告する．_x000D_

要約(英語): Axial gradiometer having a long base-line length is used to detect varied magnetic objects such as unexploded ordnance. For such a gradiometer, matching of the sensitivity axis of two sensor head is most important to avoid a fake signal. In this report a method is proposed and analyzed by which the off-axis sensitivity of a sensor head is suppressed.

本誌: 2022年12月22日-2022年12月23日マグネティックス/マイクロマシン・センサシステム/バイオ・マイクロシステム合同研究会

本誌掲載ページ: 37-41 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,284 Kバイト