小型無線通信式デュアルポテンショスタットを用いたスーパーオキシドアニオンセンサの研究

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG22175,MSS22070,BMS22059

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス/【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2022/12/19

タイトル(英語): Development of a Superoxide Anion Sensor using a Miniaturized Wireless Dual-potentiostat

著者名: 柴原 卓哉(明治大学),工藤 寛之(明治大学)

著者名(英語): Takuya Shibahara(Meiji University Graduate School),Hiroyuki Kudo(Meiji University)

キーワード: 活性酸素|デュアルポテンショスタット|ワイヤレス|バイオセンサ|ヘルスケア|電気化学計測|Superoxide Anion|Dual Potentiostat|Wireless|Biosensors|Healthcare|Electrochemical Measurement

要約(日本語): プルシアンブルー含カーボングラファイト電極を使用した差動式スーパーオキシドアニオンセンサを作製した。また、測定ICを組み込んだ無線式小型デュアルポテンショスタットを開発した。これらを組み合わせたポータブル生化学測定システムを用いて、キサンチンと酵素の反応で生成されるスーパーオキシドアニオンを測定したところ、キサンチン濃度別の応答を確認できた。これにより、本システムでのスーパーオキシドアニオン測定の可能性が示唆された。

要約(英語): We report a superoxide anion sensor that is capable of separating superoxide anion from other reactive oxygen species. Our sensor utilizes a differential electrode, which is the combination of the SOD-immobilized PB-SpCE and the PB-SpCE without SOD. We employed a miniaturized dual-potentiostat (84×122 mm), which has wireless communication module. The differential biosensor showed sufficient relationship with the production of O2- resulted from the reaction of XOD. This suggests the possibility of measuring superoxide anion using this system.

本誌: 2022年12月22日-2022年12月23日マグネティックス/マイクロマシン・センサシステム/バイオ・マイクロシステム合同研究会

本誌掲載ページ: 85-87 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,108 Kバイト