定量的なリスク評価

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: FIE23011

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 教育フロンティア研究会

発行日: 2023/01/17

タイトル(英語): Quantitative Risk Evaluation

著者名: 笠谷 和男(山口大学)

著者名(英語): Kauo Kasatani(Yamaguchi University)

キーワード: リスク評価|リスクアセスメント|定量的|年間死者数|可能性|損失余命|risk evaluation|risk assessment|quantitative|annual deaths|likelihood|loss of life expectancy

要約(日本語): 本発表は、リスクを客観的に定量的に評価しリスク管理の優先順位等の指標にしてはどうかとの提案である。100%安全もゼロリスクも幻想である。リスクは「安全か危険か」の二分論では理解できず、「可能性×重篤度」で考えると合理的にリスク低減対策ができる。重篤度を死亡に固定したリスク評価の例として厚生労働省の人口動態統計に基づく日本での年間死亡者数などいくつかの指標を紹介し、様々なリスクについて考察する。

要約(英語): Quantitative and objective risk evaluation is a very important point for risk assessments. Thinking risks as “likelihood × severity” it is possible to reduce risks reasonably. In this paper “number of annual deaths in Japan” and other several risk indexes are introduced and some cases of risks are discussed.

本誌: 2023年1月20日-2023年1月21日教育フロンティア研究会

本誌掲載ページ: 57-62 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,197 Kバイト