窒素、酸素、空気中における沿面誘電体バリア放電の計測

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI23027,EPP23007,HV23032

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料/【A】基礎・材料・共通部門 放電・プラズマ・パルスパワー/【B】電力・エネルギー部門 高電圧合同研究会

発行日: 2023/01/17

タイトル(英語): Measurement of Surface Dielectric Barrier Discharge in N2, O2, and Air

著者名: 上村 拓真(東京大学),小室 淳史(東京大学),小野 亮(東京大学)

著者名(英語): Takuma Uemura(The University of Tokyo),Atsushi Komuro(The University of Tokyo),Ryo Ono(The University of Tokyo)

キーワード: 沿面誘電体バリア放電|ポッケルス効果|surface dielectric barrier discharge|Pockels effect

要約(日本語): 窒素、酸素、空気中における交流電圧による沿面誘電体バリア放電の電位分布と放電発光を測定した。その結果、放電フィラメントの形態は、電圧の極性によって異なることと、太さや方向のエントロピーがO2の濃度に依存することがわかった。また、交流電圧第1周期の残存正電荷が窒素中ではほとんど全て負極性で打ち消され、以降の周期で放電の進展が妨げられなかった。また、発光計測から電荷分布が放電分布と異なることを示唆した。

要約(英語): We measured the potential and luminescence of surface dielectric barrier discharges in N2, O2, and Air. The results show that the morphology of the discharge filaments depends on the polarity of AC voltage and oxygen concentration. Furthermore, it was suggested that the charge distribution differs from that of the discharge.

本誌: 2023年1月20日-2023年1月21日誘電・絶縁材料/放電・プラズマ・パルスパワー/高電圧合同研究会-1

本誌掲載ページ: 33-36 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,195 Kバイト