自己回復したシリコーンゲル中の電気トリー進展特性

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI23039,EWC23009

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料/【B】電力・エネルギー部門 電線・ケ－ブル合同研究会

発行日: 2023/02/28

タイトル(英語): Electrical tree progress characteristics in silicone gel by self-healing

著者名: 加藤 豊(名城大学),村上 祐一(名城大学),村本 裕二(名城大学)

著者名(英語): Yutaka Kato(Meijo University),Yuichi Murakami(Meijo University),Yuji Muramoto(Meijo University)

キーワード: 電気トリー|シリコーンゲル|自己回復|Electrical tree|Silicone gel|Self-healing

要約(日本語): シリコーンゲルはパワーエレクトロニクスの封止剤として使用されている。課電中にゲル内にて電気トリーが発生することがあるが、電圧の変動とゲル特有の性質により電気トリーが消滅して自己回復されることがある。そこで、自己回復させたシリコーンゲルに再度電圧を印加してその電気トリーの特性を観測した。その結果、電気トリーの発生は、抑制されたがその進展が変化することが示された。

要約(英語): Silicone-gel have been used in the encapsulant for power electronics modules. When the electrical tree occurred at the applied voltage, the electrical tree may disappear for the voltage change and due to the mechanical properties of the gel (self-healing). Therefore, we observed that the electrical tree characteristics in silicone gel by self-healing to applied voltage again. The results showed that the generation of electrical tree was suppressed, but the progress was changed.

本誌: 2023年3月3日誘電・絶縁材料/電線・ケ－ブル合同研究会

本誌掲載ページ: 21-24 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 793 Kバイト