遅延波及評価に基づく列車ダイヤに対する余裕時間付加手法

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: TER23041,MSS23007

グループ名: 【D】産業応用部門 交通・電気鉄道/【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム合同研究会

発行日: 2023/02/28

タイトル(英語): A modification technique of supplements in train timetable based on evaluation of delay propagations

著者名: 國松 武俊(鉄道総合技術研究所)

著者名(英語): Taketoshi Kunimatsu(Railway Technical Research Institute)

キーワード: 鉄道輸送|列車遅延|定時性|余裕時間|列車ダイヤ|Railway Transportation|Train Delay|Punctuality|Time Supplement|Train Timetable

要約(日本語): 列車ダイヤの定時性を向上させる目的で、一定期間の実績遅延データを使用し、計画ダイヤへの余裕時分の付加が効果的な箇所を、遅延波及、および旅客影響の双方の観点で評価、抽出する手法を考案した。また、この列車遅延の評価手法に基づき、現行の計画ダイヤをもとに、余裕時分を付加した後の遅延対策ダイヤを自動で作成、提案する手法を開発し、実路線に対して適用した結果、その妥当性を確認した。

要約(英語): We developed a modification method of train timetable to improve punctuality of train operation._x000D_ The method quantitatively identifies sets of train and station for which additional time supplement is effective for improving punctuality in timetable._x000D_ We applied the method for a timetable in an actual commuter line, and confirmed the effectiveness of the proposed method.

本誌: 2023年3月3日交通・電気鉄道/マイクロマシン・センサシステム合同研究会

本誌掲載ページ: 41-46 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,405 Kバイト