事例：岡崎市立中央図書館事件

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: FIE23015

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 教育フロンティア研究会

発行日: 2023/03/07

タイトル(英語): Case Study:Okazaki City Library (Chuo Library)

著者名: 飯田 敏幸(飯田ICT技術士事務所)

著者名(英語): Toshiyuki Iida(Iida ICT PE Office)

キーワード: 図書館システム|クローラ|Ｄｏｓ攻撃|バグ|技術者倫理|非専門家|library system|crawler|DoS attack|bug|engineering ethics|non-professionals

要約(日本語): 図書館システムが使いにくいため、新刊書籍を自動的に検索するプログラムを作成し、実行したところ、他利用者が図書館システムに接続できなくなるトラブルが発生した。このトラブルはプログラム作成者による図書館システムへの攻撃とみなされ、逮捕されたが、実は図書館システムのバグが原因であった。プログラム作成者も図書館システム製造会社の社員も共にソフトウェア技術者であり、彼らの行動を技術者倫理の観点から考察する。

要約(英語): A program to automatically search the library system for new books made other users impossible to connect to the system. Though the trouble was seen as an attack on the library system, it was actually caused by a bug in the system. The both action of the program creator and employees of library system manufacturing company is examined from the perspective of engineering ethics.

本誌: 2023年3月10日教育フロンティア研究会

本誌掲載ページ: 7-10 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 829 Kバイト