太陽光発電設備の豪雨による事故の事例と留意事項－傾斜地設置を焦点に

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: FIE23016

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 教育フロンティア研究会

発行日: 2023/03/07

タイトル(英語): Examples of solar power generation equipment due to heavy rain fall and the considerations- focused on installation on the slope

著者名: 羽田野 袈裟義(山口大学),大木 協(宇部環境技術センター)

著者名(英語): Kesayoshi Hadano(Yamaguchi University),Kyo Ohgi(Ube Institute of Environmental Technology)

キーワード: 太陽光発電システム|事故事例|事故要因|ガイドラインを参照した検討|solar power system|accident examples|causes of accidents|analysis refering to guideline

要約(日本語): 傾斜地に設置された太陽光発電設備の豪雨による事故は後を絶たない。資料「今夏の太陽電池発電設備の事故の特徴について」（平成30年11月26日、経済産業省産業保安グループ）によると、7月の豪雨では500ｋW以上の比較的大きな設備で土砂崩れが原因の事故が多いこと、多発した中国地方では敷地被害やパネル・架台被害が多いことが特徴として挙げられる。これらは豪雨による地盤の緩みと水流によると考えて差し支えない。すべてこれらは緩・急を問わず傾斜地や傾斜地を改造した地盤に設置されたことが原因とみて差し支えない。本研究では、上記の事実を紹介するとともに、傾斜地で事故が発生する仕組みを土木工学の観点から分析する。

要約(英語): Examples of solar power generation equipment due to heavy rain fall and the considerations- focused on installation on the slope

本誌: 2023年3月10日教育フロンティア研究会

本誌掲載ページ: 11-13 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 832 Kバイト