フェムト秒レーザー誘起衝撃力の原子間力顕微鏡計測による食肉組織の機械的特性評価

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: OQD23009

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 光・量子デバイス研究会

発行日: 2023/03/25

タイトル(英語): Evaluation of the Mechanical Properties of a Beef Tissue Detecting Femtosecond Laser Impulse by Atomic Force Microscope

著者名: 前田 祐希(奈良先端科学技術大学院大学),井上 一輝(奈良先端科学技術大学院大学),釣 優香(奈良先端科学技術大学院大学),細川 陽一郎(奈良先端科学技術大学院大学)

著者名(英語): Yuki Maeda(Nara Institute of Science and Technology),Kazuki Inoue(Nara Institute of Science and Technology),Yuka Tsuri(Nara Institute of Science and Technology),Yoichiroh Hosokawa(Nara Institute of Science and Technology)

キーワード: フェムト秒レーザー誘起衝撃力|原子間力顕微鏡|レーザーアブレーション|振動検出|食品評価|食感|Femtosecond Laser Impulse|Atomic Force Microscope|Laser Ablation|Vibration Detection|Food Evaluation|Food Texture

要約(日本語): 食品の美味しさや安全性に対する関心は年々高まっており、食感を定量的に評価することは重要な課題となっている。本研究では、ミクロトームでスライスした牛肉試料にフェムト秒レーザーを集光照射し、マイクロメートル領域で伝搬する衝撃力を原子間力顕微鏡（AFM）で検出することで、細胞レベルで食肉の力学特性を評価できる技術の開発に取り組んでいる。本発表では衝撃力の計測方法を説明し、その伝搬過程や振動種を議論する。

要約(英語): With progress of the food industry, the evaluation of the texture has been attracted to improve food quality. We aim to develop a method for evaluating mechanical properties of beef tissue by AFM detection of femtosecond laser-induce impulse which propagates in the tissue.

本誌: 2023年3月28日光・量子デバイス研究会

本誌掲載ページ: 9-12 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,418 Kバイト