IEC 61850における運転継続機能の論理ノードと保護リレー論理ノードの関係

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: PPR23001

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 保護リレ－システム研究会

発行日: 2023/05/20

タイトル(英語): A Basic Application Profile with Logical Nodes for Fault Ride-Through and Ones for Protection

著者名: 大谷 哲夫(電力中央研究所)

著者名(英語): Tetsuo Otani(CREPI)

キーワード: 国際標準|分散型電源|アプリケーションプロファイル|Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　ｓｔａｎｄａｒｄ|ＤＥＲ|Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ　ｐｒｏｆｉｌｅ

要約(日本語): IEC 61850-7-420 Ed. 2.0では，欧米の系統連系規程であるIEEE 1547やEN 50549で求められている機能を実現するために必要な論理ノードを定めている。その中で，電圧や周波数に関する運転継続機能（FRT）に関する論理ノードも定められている。一方，変電所における保護制御機能を主な対象としたIEC 61850-7-4 Ed. 2.1においては，保護リレーの各要素やトリップ条件を扱う論理ノードが制定されている。ここで定められている保護リレー用論理ノードは，分散型電源における保護リレー装置にも利用される。本稿では，IEC 61850で定められているFRT用論理ノードと保護リレー用論理ノードの利用方法について整理する。

要約(英語): IEC 61850-7-420 Ed. 2.0 defines logical nodes for fault ride-through while IEC 61850-7-4 Ed. 2.1 does ones for protection. This paper describes the relations and usage of those two kinds of logical nodes.

本誌: 2023年5月23日-2023年5月24日保護リレ－システム研究会

本誌掲載ページ: 1-4 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,963 Kバイト