イオンドリフトシミュレーションにおけるサンプリング手法とデータ処理方法の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: EPP23029

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 放電・プラズマ・パルスパワー研究会

発行日: 2023/06/05

タイトル(英語): Study of sampling method and data processing method for ion drift simulation

著者名: 仲川 真生(苫小牧工業高等専門学校),奥山 由(苫小牧工業高等専門学校),菅原 広剛(北海道大学)

著者名(英語): Masaki Nakagawa(National Institute of Technology, Tomakomai College),Yui Okuyama(National Institute of Technology, Tomakomai College),Hirotake Sugawara(Hokkaido University)

キーワード: イオンドリフトシミュレーション|イオン・分子反応|イオン移動度|大気圧プラズマ|酸素|Ion drift simulation|Ion and Molecular Reactions|Ion mobility|Atmospheric pressure plasma|Oxygen

要約(日本語): 本研究では，イオン・分子反応の反応速度定数およびイオン移動度を用いて，移動度スペクトルをシミュレーションにより求め，サンプリング手法が移動度スペクトルに与える影響とエルミート関数によるスペクトルピークの再現によるデータ処理手法について検討した。その結果，d ? 0.1 cmにおいてエルミート関数による近似が有効的であり，非対称性の分布が得られるd ? 0.1 cmでは，ピーク位置の再現は難しいことが分かった。

要約(英語): In this study, mobility spectra were obtained by simulation using reaction rate coefficients and ion mobility for ion - molecular reactions. Then, the effect of sampling method on the mobility spectrum and the data processing method by reproducing spectral peaks by Hermite function were discussed.

本誌: 2023年6月8日-2023年6月10日放電・プラズマ・パルスパワー研究会-2

本誌掲載ページ: 17-22 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,734 Kバイト