トマト種子内部のかいよう病菌の殺菌処理における真空放電と繰り返しパルス放電との比較

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: EPP23040

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 放電・プラズマ・パルスパワー研究会

発行日: 2023/06/05

タイトル(英語): Comparison between Vacuum Discharge and Repetitive Pulsed Discharge in Sterilization of Clavibacter michiganensis subsp. michiganensis Invading in Tomato Seeds

著者名: 福積 舜起(愛媛大学),菊川 穂高(愛媛大学),大田 竜平(愛媛大学),弓達 新治(愛媛大学),尾崎 良太郎(愛媛大学),野澤 彰(愛媛大学),門脇 一則(愛媛大学)

著者名(英語): Shunki Fukuzumi(Ehime University),Hodaka Kikugawa(Ehime University),Ryuuhei Ota(Ehime University),Shinji Yudate(Ehime University),Ryotaro Ozaki(Ehime University),Akira Nozawa(Ehime University),Kazunori Kadowaki(Ehime University)

キーワード: 真空放電|パルス放電|種子|殺菌|vacuum discharge|pulse discharge|plant seeds|sterilization

要約(日本語): トマト種子内部に侵入したトマトかいよう病菌に対する，真空放電処理や繰り返しパルス放電処理による殺菌効果を調べた。放電処理後の種子をつぶしてペースト状にしてからコロニーカウント法で生菌数を測定した。さらに放電処理後の種子を栽培し，発芽率を比較した。いずれの処理においても，種子内部に侵入した菌に対する殺菌効果が認められた。しかしながら過度の処理により殺菌率を99.9%以上に高めようとすると，発芽率が低下した。

要約(英語): The sterilizing effects of vacuum discharge and repetitive pulse discharge treatments on bacteria at inside of tomato seeds are investigated. In both the treatments, sterilizing effects are observed for the bacteria in the seeds. However, excess discharges result in the reduction of the germination rate of the tomato seeds.

本誌: 2023年6月8日-2023年6月10日放電・プラズマ・パルスパワー研究会-2

本誌掲載ページ: 73-76 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,251 Kバイト