円二色性を高めるスパイラルメタマテリアル構造の研究

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MSS23033

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム研究会

発行日: 2023/06/27

タイトル(英語): Spiral Metamaterial Shape for Improved Optical Activity

著者名: 丸山 晃平(電気通信大学),水名 京(早稲田大学),小菅 拓也(電気通信大学),武田 湧希(早稲田大学),岩瀬 英治(早稲田大学),菅 哲朗(電気通信大学)

著者名(英語): Kohei Maruyama(The University of Electro-Communications),Miyako Mizuna(Waseda University),Takuya Kosuge(The University of Electro-Communications),Yuki Takeda(Waseda University),Eiji Iwase(Waseda University),Tetsuo Kan(The University of Electro-Communications)

キーワード: キラルメタマテリアル|立体変形|光学活性|レーザ加工|ＧＨｚ|Chiral metamaterial|3D deformation|optical activity|laser processing|GHz

要約(日本語): 微小平面らせんに外力をかけることで立体化した構造は、強い光学活性を示すことが知られている。報告された構造をベースに、立体変形形状の均一化をはかり円二色性の向上を図った。変形形状の理論化し、その知見を基にしてレーザ加工と蒸着により平面らせん構造ラージスケールモデルを製作した。試作したラージ―スケールモデルを立体化し、電磁波応答をGHz帯で測定したところ、均一変形構造が強い応答を示し、方法の有効性を実証した。

要約(英語): Micro planar spiral metamaterials exhibit strong optical activity. Based on simulations, we made the three-dimensional deformation uniform to obtain larger optical activity. The prototype large-scale model was fabricated and its electromagnetic response was measured in the GHz band, and the uniform deformation structure showed a strong response, demonstrating the effectiveness of the method.

本誌: 2023年6月30日-2023年7月1日マイクロマシン・センサシステム研究会

本誌掲載ページ: 55-57 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,803 Kバイト