二次電流加熱法によるステータコア鉄損低減と冷却保持温度の効果について

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG23058

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス研究会

発行日: 2023/06/28

タイトル(英語): Iron Loss Reduction on Stator Core by Secondary Current Heating Method and Cooling Holding Temperature Effect

著者名: 矢野 智大(大分大学),槌田 雄二(大分大学)

著者名(英語): Tomohiro YANO(Oita University),Yuji TSUCHIDA(Oita University)

キーワード: 二次電流|冷却保持温度|熱処理|鉄損低減化|ステータコア|磁気特性|Secondary Current|Cooling Holding Temperature|Heat Treatment|Reduction of Iron loss|Stator Core|Magnetic Characteristic

要約(日本語): 現在，世界的にカーボンニュートラルが推進されており，電気エネルギー分野においても対応が急務である。そこで，我々は二次電流加熱法による熱処理を提案する。この熱処理によってステータコアを直接加熱することができる。また，熱処理後の冷却保持温度を制御することによる鉄損低減効果について検討する。結果として，焼鈍推奨温度付近での温度保持が最も効果を示し，熱処理前から鉄損が最大58%低減した。

要約(英語): Recently, reduction of electric energy is necessary due to the promotion of Carbon Neutral. Therefore, we propose a secondary current heating method and investigate the effect of holding temperature control to iron loss reduction. Consequently, holding the temperature near the recommended annealing temperature was most effective, and iron loss was reduced by about 58%.

本誌: 2023年7月1日マグネティックス研究会

本誌掲載ページ: 5-6 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 956 Kバイト