ブラックスタートにおける開閉設備の操作回数最小化に関する基本的検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: PE23202,PSE23194

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 電力技術/【B】電力・エネルギー部門 電力系統技術合同研究会

発行日: 2023/09/22

タイトル(英語): A Basic Study on Minimizing the Number of Switching Operations on Switchgears for a Black Start

著者名: 伊藤 大紀(東北大学),斎藤 浩海(東北大学)

著者名(英語): Daiki Ito(Tohoku university),Hiroumi Saitoh(Tohoku university)

キーワード: ブラックスタート|ブラックアウト|最適化問題|復旧|復旧時間|開閉設備|black start|blackout|optimization problem|restoration|recovery time|switchgear

要約(日本語): 大停電が起こった際、外部より受電することなく自力で系統を復旧させるブラックスタート(BS)がある。この時、系統運用者は地絡事故を起こさないように開閉設備を操作して系統を復旧する必要がある。災害の多い日本では大停電の発生リスクが大きいので高速なブラックスタートシステムが求められる。本稿では、そのための送電線路の投入と無効電力設備の開閉操作の回数を最小化する方法について基本的な検討を行っている。

要約(英語): Power system operators are required to minimize the restoration time from a blackout. It is necessary for them to carry out efficient operations of switchgears so as not to cause violation of physical limits. This paper presents a basic method to find an optimal sequence of switching of circuit breakers and shunt reactors for the number of switch operations.

本誌: 2023年9月25日-2023年9月26日電力技術/電力系統技術合同研究会-3

本誌掲載ページ: 113-118 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,201 Kバイト