IGBTのN-base電位を考慮した追加パルスによるインバータのサージ電圧解析

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: EDD23041,SPC23224

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 電子デバイス/【D】産業応用部門 半導体電力変換合同研究会

発行日: 2023/10/23

タイトル(英語): An analysis of the surge voltage in an inverter with the effect of N-base voltage in an IGBT and an additional pulse

著者名: 境 真一(九州工業大学),長谷川 一徳(九州工業大学)

著者名(英語): Shinichi Sakai(Kyushu Institute of Technology),Kazunori Hasegawa(Kyushu Institute of Technology)

キーワード: ＩＧＢＴ|Ｎ－ｂａｓｅ電位|ノイズ試験|インバータ|逆回復電流|サージ電圧|IGBT|N-base voltage|noise test|inverter|reverse recovery|surge voltage

要約(日本語): スイッチング素子のノイズ評価には従来,ダブルパルス試験が用いられていたが, インバータ内IGBTの評価をする場合はN-base電圧と端子間電圧が一致しないため,十分なノイズ評価ができない。インバータの動作に対応するためにはオフ状態のIGBTにもパルス信号を与える必要がある。本論文ではN-baseのチャージ電流とサージ電圧の関係を理論解析により明らかにし,追加パルスを導入した実験によってその妥当性を実証した。

要約(英語): The double pulse test is usually used to evaluate noise issues, but is not sufficient when IGBT is employed due to its N-base voltage. This paper presents an analysis of the surge voltage in an inverter with IGBTs and proposes a new pulse test that controls the N-base voltage.

本誌: 2023年10月26日-2023年10月27日電子デバイス/半導体電力変換合同研究会-1

本誌掲載ページ: 87-92 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,381 Kバイト