シリコーンゲルの自己回復時間が及ぼす電気絶縁特性への影響

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI23075,EWC23024

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料/【B】電力・エネルギー部門 電線・ケ－ブル合同研究会

発行日: 2023/10/30

タイトル(英語): Effect of Self-Healing Time on Electrical Insulation Properties of Silicone Gel

著者名: 加藤 豊(名城大学),村上 祐一(名城大学),村本 裕二(名城大学)

著者名(英語): Yutaka Kato(Meijo University),Yuichi Murakami(Meijo University),Yuji Muramoto(Meijo University)

キーワード: シリコーンゲル|自己回復|電気トリー|部分放電|Silicone gel|Self-healing|Electrical tree|Partial discharge

要約(日本語): シリコーンゲル内部に発生した電気トリーは、課電を止めると時間の経過と共にゲル特有の性質により見かけ上消滅（自己回復現象）する。我々の研究室では、3日間自己回復させたシリコーンゲルでは、トリーの発生が抑制されることを報告した。そこで本研究では、シリコーンゲルの自己回復時間が及ぼす電気トリー進展と電気絶縁特性の影響を調査したので報告する。

要約(英語): The self-healing phenomenon is showed in silicone gel. The self-healing phenomenon is the disappearance of electric trees in silicone gel without voltage application. In our laboratory, we reported that the self-repair in silicone gel for three days showed the suppressed tree initiation. In this study, we investigated the influence of self-healing time on the electric trees and electrical insulation characteristics.

本誌: 2023年11月2日誘電・絶縁材料/電線・ケ－ブル合同研究会

本誌掲載ページ: 49-52 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,675 Kバイト