線虫の社会的摂食行動に関わる神経伝達に60 Hz交流磁界が与える影響

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG23154

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス研究会

発行日: 2023/12/16

タイトル(英語): Effect of 60 Hz magnetic field on neural circuit related to social feeding behavior of C. elegans

著者名: 剱持 杏美(金沢大学),柿川 真紀子(金沢大学)

著者名(英語): Ami Kenmochi(Kanazawa university),Makiko Kakikawa(Kanazawa university)

キーワード: 交流磁界|線虫|行動解析|ELF magnetic field|C. elegans|behavioral analysis

要約(日本語): 線虫は神経細胞を持つ最小のモデル生物で，神経伝達回路がわかっている。神経伝達は電気/化学シグナルで行われているため磁界の影響を受けやすいと考えられる。本研究で用いた線虫の変異株はnpr-1という受容体の遺伝子に1塩基置換変異が入り，この遺伝子の機能が弱まることで凝集して摂食を行う（社会的摂食行動）。本研究ではこの摂食行動に60 Hz交流磁界が与える影響を調査することを目的とした。

要約(英語): C. elegans has a simple nervous system. The strain used in this study has a substitution mutation in neural receptor, npr-1, resulting in social feeding. We investigate the effect of a 60 Hz magnetic field on this feeding behavior of the mutant strain.

本誌: 2023年12月19日マグネティックス研究会

本誌掲載ページ: 1-4 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 643 Kバイト