チタンのナノ秒レーザ誘起ナノドット数密度の変化

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: LAV23014

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 光応用・視覚研究会

発行日: 2023/12/19

タイトル(英語): Change of the nano-dot density induced by nanosecond laser pulses for titanium

著者名: 關 一樹(東海大学),岡崎 未来瑠(東海大学),山口 滋(東海大学),橋田 昌樹(東海大学)

著者名(英語): Kazuki Seki(Tokai University),Mikuru Okazaki(Tokai University),Shigeru Yamaguchi(Tokai University),Masaki Hashida(Tokai University)

キーワード: チタン|ナノ秒レーザ|ナノドット数密度|融解閾値|照射パルス数|レーザ波長|Titanium|Nano second laser|Nano dot density|Melting threshold|Number of pulses|Laser wavelength

要約(日本語): ナノ秒レーザを融解閾値(空気：0.30J/cm^2、水中：0.43J/cm^2)以下のフルエンスでチタン表面に照射し、ナノドット構造を形成した。金属に対してナノドット構造形成の報告はこれまでになく新しい。ナノドット構造の大きさは50～150nmで、レーザの波長532nmよりも小さいものであった。この大きさは熱拡散長と比較すると約1桁小さい。ナノドット構造の数密度は、レーザ波長の短波長化と、パルス数の増大により増加することが分かった。

要約(英語): Nano dot structures were fabricated on titanium surface irradiated by nano second laser below melting threshold fluence (0.30J/cm^2 in air, 0.43J/cm^2 in water). We found that augmentation of nano dot density was increased with shortening the laser wavelength and increasing the number of pulses.

本誌: 2023年12月22日光応用・視覚研究会

本誌掲載ページ: 15-17 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,616 Kバイト