磁性流体を利用した海洋流出油の回収に関する基礎的研究

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MC24011,ASC24011

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 金属・セラミックス/【B】電力・エネルギー部門 超電導機器合同研究会

発行日: 2024/01/12

タイトル(英語): Fundamental study on recovery of spilled oil using magnetic fluid

著者名: 村上 瑛基(大阪大学),秋山 庸子(大阪大学),真鍋 勇一郎(大阪大学),佐藤 文信(大阪大学)

著者名(英語): Eiki Murakami(Osaka University),Yoko Akiyama(Osaka University),Yuichiro Manabe(Osaka University),Fuminobu Sato(Osaka University)

キーワード: 海洋流出油|マグネタイトナノ粒子|磁性流体|磁気分離|重油|表面修飾|spilled oil|magnetite nanoparticle|magnetic fluid|magnetic separation|heavy oil |surface modification

要約(日本語): 船舶の事故等に伴う海洋への油の流出が世界各地で問題となっている。この流出油を処理するための高効率で低環境負荷な手法が求められている。海洋流出油の処理手法として、磁性流体を用いた回収手法を提案した。この手法では、海洋流出油に磁性流体を添加、混合して海洋流出油に磁性を付与した後、磁気力により流出油を回収する。本研究では、マグネタイトナノ粒子とA重油を用いて磁性流体を調製し、重油の回収性能を評価した。

要約(英語): Oil spills to ocean have become a problem around the world, and a highly efficient and environmentally friendly method to treat spilled oil is needed. We proposed an oil recovery method using magnetic fluid. In this study, magnetic fluid was prepared and the performance of heavy oil recovery was evaluated.

本誌: 2024年1月15日金属・セラミックス/超電導機器合同研究会

本誌掲載ページ: 41-42 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,154 Kバイト