電力設備の部分放電監視用TEVセンサに関する研究―現場環境における電磁的ノイズを想定した部分放電識別手法の検討―

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI24038,EWC24014

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料/【B】電力・エネルギー部門 電線・ケ－ブル合同研究会

発行日: 2024/02/27

タイトル(英語): Study on TEV Sensor for Partial Discharge Monitoring of Electric Power Facilities - Study on Partial Discharge Discrimination Method Assuming Electromagnetic Noise in Actual Field Environment-

著者名: 梅村 竜吾(東北大学),八島 政史(東北大学)

著者名(英語): Ryugo Umemura(Tohoku University),Masafumi Yashima(Tohoku University)

キーワード: 絶縁診断|部分放電|ＴＥＶセンサ|時間－周波数解析|パスフィルタ―|insulation diagnosis|partial discharge|TEV sensor|time-frequency analysis|path filter

要約(日本語): 近年，高経年化した電力設備に対して効率的な劣化診断手法の需要が高まっている。筆者らは，劣化診断手法として部分放電（PD）を検出する簡易センサの一種であるTEVセンサの実設備への適用を目指して研究している。本報告では，現場環境の電磁ノイズを想定して，PDの特徴を整理し，活用することで，ノイズとPDの識別手法としてパスフィルタによる手法について検討したので，その結果を報告する。

要約(英語): The authors have been studying the application of TEV sensors that detect partial discharge (PD) to electric power facilities. In this report, we describe the results of our study on a method to identify PD under the assumption of electromagnetic noise in an actual field environment.

本誌: 2024年3月1日誘電・絶縁材料/電線・ケ－ブル合同研究会

本誌掲載ページ: 57-62 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 3,624 Kバイト