三相交流位相差を用いた電力ケーブル停活判別装置の開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI24040,EWC24016

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料/【B】電力・エネルギー部門 電線・ケ－ブル合同研究会

発行日: 2024/02/27

タイトル(英語): Development of a Power Cable Electroscope using Phase Difference of Three-phase AC.

著者名: 蒲ケ原 健(関西電力送配電),寺田 利徳(関西電力送配電)

著者名(英語): Takeshi Kamagahara(Kansai Transmission and Distribution),Toshinori Terada(Kansai Transmission and Distribution)

キーワード: 電力ケーブル|ケーブル検電器|スキルレス|三相交流|位相差|機器|Power cable|Power cable electroscope|Skill-less|Three-phase AC|Phase difference|Device

要約(日本語): 地中送電線の除却等に際しては、作業対象のケーブルが通電していない（停電している）ことを判別したうえで作業を行う。しかしながら、現在当社で使用している停活判別装置は、ケーブルから発生する磁界を検出して音を発生させることで判別する機器であり作業員の五感に頼っているとともに、製造中止になった。この課題に対応するため、人の五感に頼ることなく停活判別できるスキルレスの機器を開発したため、報告する。

要約(英語): When removing underground power cables, cable electroscopes are used to verify the cables are not energized. Since they detect a magnetic field and notify operators with a sound, the discrimination method relies on individual skills. In this paper, we describe our development of a skill-less electroscope that does not rely on human senses.

本誌: 2024年3月1日誘電・絶縁材料/電線・ケ－ブル合同研究会

本誌掲載ページ: 67-68 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,653 Kバイト