高齢者向けチャットボットとしての「たわいもない会話」機能に向けたChatGPT活用の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: IS24018

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 情報システム研究会

発行日: 2024/06/03

タイトル(英語): A Study on ChatGPT Usage for Realizing "trivial conversation" Chatbot for Aged Persons

著者名: 飯富 暁登(神奈川大学),秋吉 政徳(神奈川大学)

著者名(英語): Akito Iitomi(Kanagawa University Graduate School),Masanori Akiyoshi(Kanagawa University Graduate School)

キーワード: ＡＩチャットボット|高齢者支援|トピック多様性|トピックモデル|対話ログ分析|ＣｈａｔＧＰＴ|AI Chatbots|Elderly People Assistance|Topic Diversity|Topic Model|Dialogue Log Analysis|ChatGPT

要約(日本語): 本研究は、高齢者支援を目的としたAIチャットボットにおけるChatGPTの日常会話機能の構築に向けた検討を行う。そのために、高齢者を模したチャットボットと雑談を行おうとするチャットボット間の対話ログをもとに、話題多様性を分析する。ChatGPTのAPIを用いて収集した対話データにトピックモデルを適用し、対話ごとに重要語を抽出する。重要語に対して、事前定義された話題ラベルで対話の内容を分類する。Chatbotの「喋り出しの話題」と「対話の記録時間」をもとに、話題の多様性を定量的に比較・評価する。

要約(英語): This study explores how ChatGPT's daily chat functionality can support the elderly, analyzing dialogue diversity through topic modeling of conversations between chatbots simulating an elderly user and one engaging with them. Important words are extracted from the dialogue logs via ChatGPT's API, categorizing content into pre-defined topics. We then assess topic diversity by comparing the chatbot's topic variety and dialogue timestamps.

本誌: 2024年6月6日-2024年6月7日情報システム研究会

本誌掲載ページ: 29-32 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,307 Kバイト