果実の熟成度を非破壊に評価するための香気成分の表皮ガスイメージング

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: CHS24013

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ研究会

発行日: 2024/07/01

タイトル(英語): Trans-epicarp gas imaging of fruits odorant for nondestructive evaluation of ripening stages

著者名: 飯谷 健太(東京医科歯科大学),市川 健太(東京医科歯科大学),三林 浩二(東京医科歯科大学)

著者名(英語): Kenta Iitani(Tokyo Medical and Dental University),Kenta Ichikawa(Tokyo Medical and Dental University),Kohji Mitsubayashi(Tokyo Medical and Dental University)

キーワード: 果実|香気|エタノール|ガスイメージング|蛍光|酵素反応|Fruits|Odorant|Gaseous ethanol|Gas imaging |Fluorescence|Enzymatic reaction

要約(日本語): 動植物では皮膚や表皮を介して内部成分の一部が外部に放出されることから、その分子の放出濃度や放出部位の時空間イメージングを行うことで、非破壊にて内部状態の評価が行える。演者らはこれまでに酵素反応に基づくバイオ蛍光式ガス動画像化装置の開発を進めてきた。本研究では、熟成が進む果実（洋ナシ）を対象として、果皮を介して放出される熟成成分（エタノール）のガスイメージングを行い、熟度評価の可能性を検討した。

要約(英語): Spatiotemporal imaging of molecules transpired via the skin of animals and plants allows us to evaluate the internal chemical conditions non-invasively. Here, the feasibility of ripeness evaluation of La France pear by imaging its odorant ethanol released through the epicarp was investigated by the developed biofluorometric gas imaging system.

本誌: 2024年7月4日-2024年7月5日ケミカルセンサ研究会

本誌掲載ページ: 1-3 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,858 Kバイト