クロスモーダル知覚研究への応用を見据えた エアーパフ式皮膚刺激システムの開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS24011

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2024/07/01

タイトル(英語): Development of an Air-Puff Skin Stimulation System for Cross-Modal Perception Research

著者名: 元吉 巧実(明治大学),梶原 利一(明治大学)

著者名(英語): Takumi Motoyoshi(Graduate School of Meiji University),Richi Kajiwara(Graduate School of Meiji University)

キーワード: 空気刺激|皮膚感覚|電空レギュレータ|マイクロコントローラー|心理物理学|Air stimulation|Skin sensation|electro-pneumatic regulator|microcontroller|psychophysics

要約(日本語): 皮膚感覚は，我々が直接外界の物理的な変化を感じる上で不可欠な感覚だが，他の感覚との統合により生み出される知覚機能の変化等，未解明な点が多い。本研究では，その一因が，皮膚へ与える刺激の強度や時間を細やかに制御することが容易ではないことにあると考え，圧覚刺激装置に代わるエアーパフ式刺激装置を開発した。また，触覚に他の感覚を掛け合わせることで生じる現象の調査を見据えた実験システムについても検討した。

要約(英語): It is difficult to control the intensity and duration of skin stimulation with tactile stimulators used in medical engineering. To solve this problem, we focused on the pneumatic control method. Our prototype can be applied to a study investigating the psychophysics of integrating the sense of touch with other senses.

本誌: 2024年7月4日-2024年7月5日バイオ・マイクロシステム研究会

本誌掲載ページ: 7-9 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,143 Kバイト