環境性の向上を目的とした電源起動停止計画において炭素価格が季節別のCO2排出量に与える影響

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: PE24115,PSE24115

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 電力技術/【B】電力・エネルギー部門 電力系統技術合同研究会

発行日: 2024/09/16

タイトル(英語): Effects of carbon price on CO2 emission by season in unit commitment aimed at increasing of environmental performance

著者名: 志村 啓紀(東北大学),加藤 啓太(東北大学),山本 博巳(東北大学),斎藤 浩海(東北大学)

著者名(英語): Keiki Shimura(Tohoku University),Keita Kato(Tohoku University),Hiromi Yamamoto(Tohoku University),Hiroumi Saitoh(Tohoku University)

キーワード: 電源起動停止計画|同時市場|ＣＯ２排出量低減|最適化手法|調整力|unit commitment|co-optimization market|CO2 emission reduction|optimization method|reserve

要約(日本語): 電力システムにおいてCO2排出量を低減することが望まれる。著者らは，環境性の向上を目的とした同時市場において，重み係数を用いた電源起動停止計画手法を提案した。本稿では，環境性を効果的に向上させるため，負荷状態に対する適切な重み係数を検討し，電源起動停止計画の決定に関して数値実験を行った。その結果，重み係数の増加により低減されるCO2排出量は，軽負荷日に大きく重負荷日に小さい特性をもつことを明らかにした。

要約(英語): This paper analyzes the effect of weighting factor setting on CO2 emission reduction in unit commitment, with the aim of setting an appropriate weighting factor along the load in co-optimization market improving environmental performance. Annual experiments show that the CO2 emissions reduction characteristics by carbon price depend on the size of load.

本誌: 2024年9月19日-2024年9月20日電力技術/電力系統技術合同研究会-1

本誌掲載ページ: 67-72 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,523 Kバイト