マージングユニットを活用した系統認識型保護リレーの基礎検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: PPR24024

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 保護リレ－システム研究会

発行日: 2024/11/17

タイトル(英語): Basic study for Advanced adaptive relay using merging units.

著者名: 石川 颯祐(名古屋工業大学),青木 睦(名古屋工業大学),川副 隆一(中部電力パワーグリッド/名古屋工業大学),天雨 徹(東京都市大学),大谷 哲夫(名古屋工業大学),小島 一浩(中部電力パワーグリッド),對馬 宏介(名菱電子)

著者名(英語): Sosuke Ishikawa(Nagoya Institute of Technology),Mutsumi Aoki(Nagoya Institute of Technology),Ryuichi Kawazoe(Chubu Electric power Grid Co.,Inc/Nagoya Institute of Technology),Toru Amau(Tokyo City University),Tetsuo Otani(Nagoya Institute of Technology),Kazuhiro Kojima(Chubu Electric power Grid Co.,Inc),Kosuke Tsushima(MEIRYO DENSHI)

キーワード: ＩＥＣ　６１８５０|ＩＥＣ　６１８６９|マージングユニット|ハードウェアインザループ|IEC 61850|IEC 61869|Merging unit|Hardware-in-the-Loop

要約(日本語): 通常の保護リレーシステムでは、バックアップ機能が実装されており、メインリレーや遮断器の不応動等に対して二次的な保護を実現している。一方、バックアップ機能はメインリレーに比べて事故除去時間が遅延することや停止区間が広範囲となることが課題となっている。今回、系統状態に合わせて自律的に保護機能を変更することでメインリレー相当の事故除去時間および停止区間を実現する新たな保護リレーを検討したため報告する。

要約(英語): The back-up function of current grid protection relay systems faces various challenges, such as unnecessary expansion of the protection section. Therefore, this study proposes a system that utilizes the features of a fully digital substation and provides flexible protection according to grid conditions using IEC 61850.

本誌: 2024年11月20日-2024年11月21日保護リレ－システム研究会

本誌掲載ページ: 77-82 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,126 Kバイト