複数の昆虫嗅覚受容体発現細胞センサを並べた匂い応答パターン計測法の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG24142,MSS24065,BMS24030

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス/【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2024/12/16

タイトル(英語): Development of a measurement method for odor response pattern of multiple types of cells expressing insect odorant receptors

著者名: 祐川 侑司(東京大学),二木 佐和子(東京大学),黒田 枝里(東京大学),山平 真也(大阪大学),山口 哲志(大阪大学),神﨑 亮平(東京大学),三澤 宣雄(麻布大学),光野 秀文(東京大学)

著者名(英語): Yuji Sukekawa(The University of Tokyo),Sawako Niki(The University of Tokyo),Eri Kuroda(The University of Tokyo),Shinya Yamahira(Osaka University),Satoshi Yamaguchi(Osaka University),Ryohei Kanzaki(The University of Tokyo),Nobuo Misawa(Azabu University),Hi

キーワード: 昆虫嗅覚受容体|応答パターン|匂いセンサ|センサアレイ|insect odorant receptor|response pattern|odor sensor|sensor array

要約(日本語): 生物の嗅覚では複数の嗅覚受容体の応答パターンに基づいて情報処理がなされている。我々は、これまでに昆虫嗅覚受容体を発現した培養細胞型センサ素子であるセンサ細胞を開発し、異なる嗅覚受容体を発現した複数の細胞系統を保有している。本研究では、複数のセンサ細胞を組み合わせてそれらを複数配置したチップにより応答パターンを計測することで、匂い成分を識別できることを実験的に確かめた。

要約(英語): In the olfactory systems of animals, odorant information is processed based on the response patterns of multiple odorant receptors. We have developed sensor cells, which are cultured cell-based sensor elements expressing insect odorant receptors and have different cell lines. In this study, we experimentally confirmed that it is possible to discriminate odor components by measuring the response pattern of multiple sensor cell lines using a chip device.

本誌: 2024年12月19日-2024年12月20日マグネティックス/マイクロマシン・センサシステム/バイオ・マイクロシステム合同研究会-1

本誌掲載ページ: 9-12 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,818 Kバイト