生分解性イオン液体をもちいた温度センサの作製と評価

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG24147,MSS24070,BMS24035

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス/【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2024/12/16

タイトル(英語): Development of Temperature Sensors Using Bioderived Ionic Liquids

著者名: 山田 駿介(九州工業大学),本田 崇(九州工業大学)

著者名(英語): Shunsuke Yamada(Kyushu Institute of Technology),Takashi Honda(Kyushu Institute of Technology)

キーワード: 温度センサ|イオン液体|フレキシブルエレクトロニクス|イオンゲル|生分解性|トランシエントエレクトロニクス|Temperature sensor|Ionic Liquid|Flexible Electronics|Ionic Gel|Biodegradability|Transient Electronics

要約(日本語): 本研究では、生分解性イオン液体をもちいた温度センサを作製し、その温度に対するインピーダンスの変化を評価した。その結果、温度30°Cを基準に、温度80°Cではキャパシタンス、イオン伝導度がそれぞれ4.8倍、12倍になることが判明した。温度センサを3×3個ならべて物体の温度勾配を測定できることを実証した。本研究の延長には生体や環境中で使用可能な使い捨てセンサへの応用が期待できる。

要約(英語): We have developed temperature sensors with bioderived ionic liquids degradating in deionized water for the use as disposal sensors. Sensor capacitance and ionic conductivity at 80°C increased by 4.8 and 12 times, compared with those at 30°C due to the dissociation of ionic liquid cation and anion.

本誌: 2024年12月19日-2024年12月20日マグネティックス/マイクロマシン・センサシステム/バイオ・マイクロシステム合同研究会-1

本誌掲載ページ: 35-39 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,821 Kバイト