エレクトロスピニング法によるカーボンナノファイバを用いたグルコースセンサの高感度化

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG24172,MSS24095,BMS24060

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス/【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2024/12/16

タイトル(英語): Enhancing Glucose Sensor Sensitivity Using Carbon Nanofibers Prepared by Electrospinning

著者名: 矢島 隆一(東京工科大学),荒川 貴博(東京工科大学 )

著者名(英語): Ryuichi Yashima(Tokyo University of Technology),Takahiro Arakawa(Tokyo University of Technology)

キーワード: 非侵襲血糖測定|グルコースバイオセンサ|エレクトロスピニング法|ナノカーボンファイバ|Non-invasive blood glucose monitoring|Glucose biosensor|Electrospinning method|Carbon nano fiber

要約(日本語): エレクトロスピニング法を用いてグルコースバイオセンサの感度向上を目指した。ポリウレタンと炭素ペーストを混合した導電性ポリマー溶液をエレクトロスピニングにより作用電極表面に生成し，電極の有効表面積を拡大した。CV特性評価では，最大63倍の電流増加が確認された。グルコース滴下応答評価では，最大約40倍の電流増加が見られた。これにより，カーボンファイバー形成がセンサの感度向上に作用することが示された。

要約(英語): The glucose biosensor sensitivity was augmented via electrospinning. A conductive composite of polyurethane and carbon paste was electrospun onto the working electrode, expanding the effective surface area. Cyclic voltammetry demonstrated up to a 63-fold enhancement in current response, and glucose evaluation indicated up to a 40-fold increase, verifying improved sensor performance.

本誌: 2024年12月19日-2024年12月20日マグネティックス/マイクロマシン・センサシステム/バイオ・マイクロシステム合同研究会-2

本誌掲載ページ: 63-65 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,192 Kバイト