イオンブロッキング膜を用いた酵素センサによる呼気測定に関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: 20pm3-PS077

グループ名: 第31回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2014/10/14

タイトル(英語): Study on expiration measurement by the enzyme electrode using the ion blocking film

著者名: 金子 岳洋(埼玉大学),長谷川 有貴(埼玉大学),内田 秀和(埼玉大学)

キーワード: 酵素,微量測定,イオンセンサ,イオンブロッキング膜,シアノアクリレート

要約(日本語): 酵素センサは高い選択性と感度を必要とする医療診断に有効な手段だと考えられている。しかし、微量測定など微小領域で電極が近接すると，対極上で酵素反応を介さない不要な反応が起きてしまい，酵素反応によって流れる観測対象の電流と区別することができず，目的の物質の定量を行うことができない。そこで，不要な反応を抑制するイオンブロッキング膜（IB膜）を対極上に作成し、IB膜の有無による違いを検討した。

要約(英語): The enzyme sensor seems to be an expiration measurement tool for medical diagnoses that require high selectivity and sensitivity. However, it is difficult to measure the substrate concentration in an extremely small cell because of undesired reaction on the counter electrode. Therefore, we studied the ion blocking film on the counter electrode to suppress undesired reaction.

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