嗅覚受容体発現細胞によるワイヤレス匂いセンシングに向けた電極組込み流体デバイスの作製

カテゴリ: 部門大会

論文No: 20pm3-PS085

グループ名: 第31回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2014/10/14

タイトル(英語): Fabrication of a fluidic platform for wireless odorant sensing based on cells expressing olfactory receptors

著者名: 冨田 充祥(豊橋技術科学大学),村上裕二(豊橋技術科学大学),光野 秀文(東京大学),神崎 亮平(東京大学),三澤 宣雄(豊橋技術科学大学)

キーワード: 化学量センサ,嗅覚受容体,アフリカツメガエル卵母細胞,二電極膜電位固定法,細胞アレイ

要約(日本語): アフリカツメガエル卵母細胞と電極を一体化した細胞アレイ化流路から成る化学センサについて報告する。本センサは二電極膜電位固定法を用いて、化学物質に対する受容体発現細胞の応答を測定するための微小電極を有する。細胞を捕獲した部分を分離することができ、個々の細胞の膜電位変化を計測可能である。卵母細胞のアレイ化に成功し、化学刺激に対する細胞の個別応答計測を行った。

要約(英語): We developed a chemical sensor consisted of cell-array devices and Xenopus oocytes. It has electrodes to measure the oocyte’s response to chemicals. After the oocyte installing, the device can be separated to apply each chemical stimulus. We successfully placed each oocyte into the device and detected their responses to chemicals.

PDFファイルサイズ: 2,599 Kバイト