積層圧電素子による発電特性の高出力化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 21am2-G3

グループ名: 第31回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2014/10/14

タイトル(英語): Significant improvement of power generation characteristics by the laminated piezoelectric element

著者名: 今井 健嗣(東京都市大学),藤本 滋(東京都市大学),一木 正聡(産業技術総合研究所),北原 時雄(日本軸受協会)

キーワード: 圧電素子,PZT,積層,振動発電,振動試験

要約(日本語): 近年，従来は活用されて来なかった振動力を利用した発電手法の開発に注目が集まっている．しかし，現状では出力電力がμWレベルであることから，出力特性の向上が課題となっている．本研究ではPZT素子を積層させることで高出力化を図った．本稿では，積層PZT素子の振動発電実験を行い，PZT素子の積層数，作用する荷重，振動数が積層PZT素子の振動発電特性に及ぼす影響と，積層数の最適設計について検討を行った結果について報告する．

要約(英語): An electrical power generating device using piezoelectric element (PZT) has been developed to convert vibration energy into electrical energy. We have reported the power generation characteristics of laminated PZT elements under vibration load. Effect of vibration load, vibration frequency and number of PZT layers on generation characteristics of PZT elements was evaluated in the vibration test.

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